2種類の通貨を交換

2種類の通貨を交換

2種類の通貨を交換

外国為替取引とは、簡単に言うと2種類の通貨を交換する取引のことをいいます。

日本円を米ドルに交換したり、米ドルや豪ドル、ユーロ、ポンド、スイスフランなど、外国の通貨(外貨)を日本円に交換したりすることです。

もちろん、ユーロと米ドル、あるいはポンドとスイスフランなど、交換できる通貨は日本円ばかりではなく、円を介さない取引も可能です。

日本円をドルに交換することを『ドル買い』または『円売り』と言い、米ドルを日本円に交換することを『円買い』または『ドル売り』といいます。

 

通貨の交換レート

交換するときのレート(交換比率)は、その時のそれぞれの国における経済状況や政治状況、金利や貿易収支、世界情勢など様々な要因によって常に変動しています。

為替レートは、あくまでも2国間の通貨交換ですから、「円高・ドル安」という場合では、ドルに比べて円が強い(価値が高い)ということになりますが、円が全ての国の通貨に対して強いと言うことではありません。

円の価値が上がった、下がった、あるいは、ドルの価値が下がった、上がったなど、外国為替は通貨交換をする時点での2国間のレートで行われます。

 

 

為替取引で生じる差益(利益)と差損(損失)

為替取引の知識がない、あるいは為替取引の経験がない。。。そうした方でも海外旅行に行った経験がある方であれば、円を外貨に換えたり、外貨を円に戻したりという『両替』の経験があるかと思います。

為替取引は、この『両替』とほぼ同じことをしていることになるのです。

 

海外旅行時の例で考えてみよう

たとえば、海外旅行出発前に手持ちの10万円をドルに両替(ドル買)したとします。
為替レートが1ドル=115円だとすれば、869.56ドルが手元に戻ります。

帰国して869.56ドルを再び日本円に両替(円買)したところ、円高が進み1ドル=110円になっていました。この場合、手にする日本円は

110円×869.56ドル=95,651円
旅行前には10万円あった手持ち金が4,349円減っていますね。

逆に、帰国後に円安が進み1ドル=120円になっていたらどうでしょう。

120円×869.56ドル=104,347円
旅行前に10万円だった手持ち金は、4,347円増えています。

 

実際には『交換手数料』がかかりますから、全くこの通りではありませんが、円相場が動くと、買い戻した日本円に差が生じることが分かりますね。

FX(外国為替証拠金取引)を始めるには、こうした円の変動(為替相場)の動きを長期的にも短期的にも注目しながら、売り買いしていくことになるのです。

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